コンクール

ずーーーーっと更新してなくてすみませんでした!
今更ながらコンクールのことについて書いていきます。

コンクール、結果は銀賞でした。一昨年、去年と金を取ってたからちょっと悔しいな...
現役でこの記事を見てくれてる子は私が誰だかわかってるよなーと思いつつ、私のコンクールを経て思ったことを伝えようと思います。

私はコンクールが好きじゃないです。正確にいうと「好きじゃなかった」かな?コンクールで一曲を完成させてもその後レベルが下がってしまうなら、一夏かけて基礎を詰めた方が有益だと思っていました。
ほぼ100%ソロがあるしソリもあるし、それ以外は連符だし。あがり症の私にとって“辛い”以外何者でもない舞台でした。中3で始めてコンクールに出たのですが、その曲のあるソロがずっと吹けなくて、それ以来人前で吹くことが少しトラウマになっていたのかもしれないです。緊張して手が震えてくるのにソロは近づいてくる...先輩がすでに引退してしまっていたので楽器的な問題は自分で解決しなくてはいけない...吹きたいけれど自分の技量が追いつかないことが悔しかった。

このことが悔しくて猛練習を始めました。吹けなかった原因は低音が苦手だったから。ロングトーンタンギングを毎日毎日繰り返してようやく人並みにできるようになりました。

初めての後輩ができた高校1年のコンクール、またまたソロとソリの練習に追われます。この年は、ようやくソロに表現をつけられるようになりました。自分の表現したいものを音に表現できたのはとても嬉しかったし、緊張も前ほどはしなくなっていたので落ち着いて吹けるようになりました。

そして今年のコンクール。自分の練習だけでなく後輩の指導、事務仕事などいろいろなことに追われながらの練習でした。そして今年もソロとソリ。今年はビブラートに挑戦しました。かけたの伝わったのかな...??ちょっと疑問だけど、去年よりも表情豊かになっていたはずです。

結果は銀賞だったけれど、私の中では今までで1番のコンクールでした。本番中の指揮者のO先輩の楽しそうな表情を見ていたらすごく楽しくなってきちゃって...その瞬間、「コンクールなんてとっとと終わっちゃえばいいのに」って想い続けてきたけれど、ソロなんて吹きたくないって思っていたけれど、初めてコンクールに出てよかったと思いました。ソロだって、今までは誰にも聞いて欲しくなかったし自信が持てなかったのに、吹いてて気持ちいいと思えた。自分の表現が結構綺麗にできてるって思えた。色々辛かった思いが吹き飛ぶくらいに吹奏楽を楽しめました。

今年のコンクールは出るまでに大問題を起こしていたから、ずっと後輩たちに申し訳ない思いでいっぱいだったし、私たちも早く終わってくれって思いでいっぱいだった。こんな嫌で嫌で仕方がなかったコンクールが、最後に自分の糧になるなんて信じられなかった。コンクール、好きな人も、苦手な人もいると思います。好きな人はどんどんみんなを引っ張っていってください。もっと高みを目指して部を引っ張っていってね。
苦手な人、人前で吹くのが苦手な人、その辛い気持ちすごくわかる。頑張って練習している姿を見ている人は必ずいるよ。だから、今とか次のコンクールまででなくていいから、引退する時まで、諦めないで練習を続けて欲しい。絶対どこかで“辛い”より“楽しい”が上回る日が来るから。

MHBBはコンクールが最終舞台ではありません。だから、ここをゴールにするんじゃなくて、1つのステップとして部全体、そして自分のレベルアップに繋げていってください。それで、吹奏楽が楽しいって思ってくれから嬉しいです。来年はもっとよい演奏ができるように頑張ってね👍応援しています!